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サラマンカ学派と道徳経済学の誕生

Do Cosmos ao Câmbio: A Escola de Salamanca e o Nascimento da Economia Moral
Instituto Mises Brasil ・ Marcos H. Giansante ・

AI要約 要約

本稿は、16世紀のスペインでルネサンス期の商業発展とともに生み出されたサラマンカ学派が、自由な市場や価格の形成、貨幣価値の重要性についていかに先駆的な洞察を示したかを論じています。トマス・アクィナスらの教えを継承した神学者や法学者らは、公正な価格は国家の命令ではなく人々の自発的な合意から生まれ、貨幣の改鋳は王による没収や専制であると見抜きました。これは、のちにオーストリア学派へと繋がる人間の行動としての経済学の萌芽であったと、著者は主張しています。

論点

  • サラマンカ学派は中世から近代への移行期に、道徳と結びついた経済的洞察を深めた
  • ドミンゴ・デ・ソトらは、価格が自由な合意や人々の相互評価によって決まると説いた
  • ファン・デ・マリアナらは、君主による貨幣の改鋳や価値の操作を強奪であり専制であると批判した

著者の立ち位置

オーストリア学派の観点から経済学の思想的起源をたどる立場

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