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カール・メンガーの「経済人」概念における両面性

La ambivalencia de Menger respecto del ‘homo oeconomicus’
Instituto Juan de Mariana ・ Andras Toth ・

AI要約 要約

カール・メンガーの『国民経済学原理』における経済人(ホモ・エコノミクス)は、厳密な科学を構築するための還元主義的な手法として採用された。しかし、メンガーの人間像には、静的で合理的な「経済者」としての側面と、文明の発展を促す動的な「創業者・起業家」的側面の二面性が存在している。著者は、ヨーゼフ・シュペーターの解釈も交えながら、このメンガーの人間観に潜む両面性を分析している。

論点

  • メンガーは経済学を厳密科学にするため、あえて非経済的動機を除外する還元主義的アプローチをとった
  • 『国民経済学原理』の前半と後半では、静的な「経済者」と動的な「起業家」という異なる人間像が描かれている
  • シュペーターの「合理的/非合理的」という区分を用いることで、メンガーの暗黙の人間観を明瞭に理解できる

著者の立ち位置

オーストリア学派経済学の祖であるカール・メンガーの著作における人間観を分析する学術的な立場

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