元記事を読む → Econlib / EconLog (Liberty Fund)(英語)The Economics of the Hispanic Scholastics

スペインのスコラ学者たちの経済学

The Economics of the Hispanic Scholastics
Econlib / EconLog (Liberty Fund) ・ Maryann Keating ・

AI要約 要約

本稿は、スペインのスコラ学者(中世以来の神学・哲学の伝統に属する学者)による経済思想を紹介する。人々の欲求に価値の根拠を置く主観的価値論と、19世紀の限界分析(追加一単位に着目する分析)とのつながりをたどる。著者は、古典的自由主義の経済学に批判があっても、蓄積された経済原理を無視すべきではないと主張する。

論点

  • 記事は、スペインのスコラ学者が貨幣数量説(貨幣量と物価の関係を説く理論)と購買力平価(通貨間の購買力を対応させる考え方)を最初に定式化したと紹介する。
  • 自然法(人間本性に根拠を置く法)、実定法、啓示を用い、主観的価値、市場取引の道徳的中立性、本人の同意を論じた点に注目する。
  • 生産や費用を重視した古典派との違いを示し、カール・メンガーらが独立に進めた価格分析への思想的なつながりを説明する。

著者の立ち位置

著者は古典的自由主義の立場から、スペインのスコラ学者の貢献を評価し、歴史的に蓄積された経済原理の尊重を主張する。

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