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Sloppy Utopia
AIER / The Daily Economy ・ Joakim Book ・
AI要約 要約
本稿は、ブラッド・デロングが1870〜2010年を扱った経済史の書評である。評者は、生産や財政の分析より政治・思想の叙述が中心で、市場への批判と政府介入への期待に偏っていると論じる。フリードリヒ・ハイエクへの評価や、ルートヴィヒ・フォン・ミーゼスの引用も不適切だと批判する。
論点
- 評者は、戦時の生産・債務調達・戦後インフレなどの分析が乏しく、経済史という副題に見合わないと主張する。
- デロングは繁栄の要因にグローバル化・産業研究所・近代企業を挙げるが、評者はそれだけでは生活水準の向上を十分説明できないと論じる。
- 評者は、ミーゼスを極右と結び付ける引用について、『自由主義』のファシズムの暴力と戦争を批判する箇所から文脈を外していると指摘する。
著者の立ち位置
市場の役割を重視する古典的自由主義の立場から、デロングの経済史叙述と市場批判を批判する書評。
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