元記事を読む → AIER / The Daily Economy(英語)Recessions as Murder Mysteries: Are Business Cycles Just a Myth?

景気循環は神話か?タイラー・グッドスピードの新著を読む

Recessions as Murder Mysteries: Are Business Cycles Just a Myth?
AIER / The Daily Economy ・ Paul Mueller ・

AI要約 要約

タイラー・グッドスピードの著書『Recession』は、景気循環という言葉は誤称であり、景気後退は予測可能な周期ではなく突発的な実体ショックによって引き起こされると主張する。米英の経済史の綿密な分析に基づき、同書は過剰投資や金融政策の失敗を重視する従来の景気循環論に疑問を投げかけている。筆者はミルトン・フリードマンの「プラッキング・モデル」に近い立場から本書を評価しつつも、オーストリア学派経済学の視点も完全には捨てきれないと結んでいる。

論点

  • タイラー・グッドスピードは、景気後退は自然死ではなく「殺人」のようなものであり、予測可能な周期はないと主張する。
  • 景気後退の背後には、エネルギーや食糧などの突発的な実体ショックが存在し、金融や通貨の混乱はその二次的効果に過ぎないとする。
  • ミルトン・フリードマンの「プラッキング・モデル」の予測力が高く評価される一方、オーストリア学派の視点も一定の意義を持つとされる。

著者の立ち位置

古典的自由主義の立場から経済史と景気循環の諸理論を検証している。

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