元記事を読む → Econlib / EconLog (Liberty Fund)(英語)What is History?

歴史とは何か?

What is History?
Econlib / EconLog (Liberty Fund) ・ G. Patrick Lynch ・

AI要約 要約

本稿は、ニーアル・ファーガソンの『Doom: The Politics of Catastrophe』を論じる全3回予定の書評の第1回で、歴史研究の方法を問う。著者はフリードリヒ・ハイエクを引き、歴史家の問いの選択には価値判断が伴うと指摘する。そのうえで、同書は災害や社会崩壊の事例が多岐にわたり、パンデミックという主題との関係や議論の目的が不明瞭だと批判する。

論点

  • 著者は、ファーガソンの政治的見方に共感しつつ、書物の構成と研究方法を批判的に検討する。
  • ハイエクの議論では、歴史家は事実について合意できても、研究する問いの選択や出来事の解釈には価値判断が入る。
  • 著者は、クリオダイナミクス(データで社会の衰退などを研究する手法)から自然災害、人間の認知の偏りへと移る議論に、主題を貫く明確さが足りないと評する。

著者の立ち位置

著者は古典的自由主義に親和的な立場から、歴史叙述に伴う価値判断を認めつつ、研究目的と構成の明確さを求めている。

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