元記事を読む → Econlib / EconLog (Liberty Fund)(英語)Musing on Condorcet’s Paradox

コンドルセのパラドックスを考える

Musing on Condorcet’s Paradox
Econlib / EconLog (Liberty Fund) ・ Kevin Corcoran ・

AI要約 要約

コンドルセのパラドックスとは、個人の選好に一貫性があっても、多数決の結果がじゃんけんのように循環する現象だ。著者は、各対決の「多数派」が異なる人々を指すと整理する。さらに、多数派を意思のある実体とみなすのは概念の誤用であり、民主主義に「多数派の意思」を求める前提を疑うべきだと主張する。

論点

  • クワインによる逆説の三分類を手がかりに、多数決で選好の循環が生じる問題を考察する。
  • 各対決で勝つ多数派は構成員が異なるため、同じ「多数派」という語の使用が見かけの矛盾を生むと説明する。
  • 著者は、多数派とは人数の相対的な尺度であり、独立した意思決定主体ではないとして、民主主義の正当化の前提を問う。

著者の立ち位置

多数派や社会を独立した意思主体とみなす考えを批判し、個人を起点に民主主義の正当化を問い直す立場。

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