元記事を読む → AIER / The Daily Economy(英語)Where Pinker Goes Wrong on the “Great Peace”ピンカーの「大いなる平和」論はどこで誤るのか
Where Pinker Goes Wrong on the “Great Peace”
AIER / The Daily Economy ・ Lou Eastman ・
AI要約 要約
著者は、戦後の戦争犠牲者の減少を人類の道徳的進歩に結びつけるスティーブン・ピンカーを批判する。タレブの議論を援用し、核兵器の登場で戦争の頻度が下がっても、極端な大惨事が起きるリスクは高まったと主張する。進歩に必要なのは人間の善良化より、悪意にも耐える市場や競争の制度だと説く。
論点
- 著者は、犠牲者数の減少という観察だけでは、戦争の発生確率や規模の分布が変わったとは判断できないと論じる。
- ファットテール(極端な事象が起こる確率が無視できない分布)では、一度の巨大戦争で平均犠牲者数が大きく変わると指摘する。
- フリードリヒ・ハイエクの発見と競争の過程を重視し、人間の善意に頼らず機能する制度が進歩を支えると主張する。
著者の立ち位置
人間の道徳的進歩による平和の説明に懐疑的で、市場と競争による制度の進化を重視する古典的自由主義の立場。
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