元記事を読む → Property and Freedom Society(英語)Rothbard, Greenhouse defects (Liberty, Jan. 1989)

マレー・ロスバード「温室効果の欠陥」(1989年)

Rothbard, Greenhouse defects (Liberty, Jan. 1989)
Property and Freedom Society ・ Stephan Kinsella ・

AI要約 要約

マレー・ロスバードは1989年の寄稿で、環境保護主義者が人間中心主義ではなく反人間的な姿勢をとり、あらゆる自然現象を口実に社会主義や産業規制を求めていると批判した。地球の気候変動やオゾン層破壊への懸念は誇張であり、将来の世代や遠い未来の宇宙の熱的死(エントロピー)を過度に心配する必要はないと主張している。問題への対処は自由市場の時間選好(将来の価値を現在より低く見積もること)に委ねるべきだと論じた。

論点

  • 環境保護主義者は人間より動物や植物を優先する反人間的な「宇宙的視点」に立っている
  • 温暖化、寒冷化、オゾン層の穴といった問題は、いずれも産業化や資本主義を規制・否定するための口実にすぎない
  • 未来の世代や数千億年後の太陽の寿命といった遠い将来の懸念は無視し、市場メカニズムに任せるべきである

著者の立ち位置

国家の廃止と自由市場を重視する無政府資本主義(アナルコ・キャピタリズム)の立場から、環境保護運動や社会主義を批判するオーストリア学派の論考。

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