元記事を読む → Econlib / EconLog (Liberty Fund)(英語)Interpersonal Comparisons of Utility

効用の個人間比較

Interpersonal Comparisons of Utility
Econlib / EconLog (Liberty Fund) ・ Pierre Lemieux ・

AI要約 要約

著者は、効用(個人の主観的な満足や選好)を他人と科学的に比較できないため、再分配による社会全体の効用増加は立証できないと論じる。比較を擁護するセンらの反論も、他者の選好への父権的な判断に依存すると批判する。ブキャナンに依拠し、政府の正当化は個人間の効用比較ではなく、全員が同意すると想定できる一般的ルールに求めるべきだと主張する。

論点

  • 著者はロビンズを引き、再分配や自由貿易への支持と、効用の個人間比較による政策の正当化を区別する。
  • 富裕者から貧困者への移転が望ましいという直感は、著者によれば道徳的判断であり、強制を一般的に正当化する科学的根拠にはならない。
  • 立憲的政治経済学(政治の基本ルールを個人の合意から考える枠組み)を支持し、限定政府が一般的ルールを執行することに正当化の道を探る。

著者の立ち位置

個人の平等と主観的選好を重視し、ジェームズ・M・ブキャナンの合意に基づく限定政府論を支持する古典的自由主義の立場。

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