ハンス=ヘルマン・ホッペ「論争の倫理について」(2016年)
AI要約 要約
著者は、自らの最大の貢献である「論争の先験的条件(アプオリ)」に基づく法と所有権の究極的基礎づけについて語っている。真理の主張や論争は、人間の目的的な行動であり、参加者が自己の身体と外部の所有物に対する排他的支配権を持つことを前提としていると主張する。この論理を否定することは、論争という平和的手段の目的自体と矛盾する行為であると結論づけている。
論点
- 論争の真理主張は、それ自体が論争という形式をとるため、矛盾なく否定することはできない。
- 論争は平和的な人間行動であり、成立には各人の身体および先行的所有物に対する排他的支配権が不可欠である。
- 自己所有権や先行的所有を否定する主張は、論争の目的に反し、行為遂行上の矛盾に陥る。
著者の立ち位置
法と所有権の基礎づけとして論争の先験的条件を主張するオーストリア学派およびリバタリアニズムの立場
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