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歴史上の経済:トゥキディデスと文明化の過程

La economía a través del tiempo (XXXVI): El proceso de descivilización en Tucídides
Instituto Juan de Mariana ・ Benjamín Santamaría ・

AI要約 要約

本記事は、アテナイを襲った疫病に関するトゥキディデスの記述を用い、社会不安が人々の「時間選好(未来より現在を重視する度合い)」に与える影響を考察している。著者は、未来が不確実になることで貯蓄や徳が軽視され、現在消費へと走る「非文明化」が起きると主張する。この現象は、ハンス=ヘルマン・ホッペの文明化理論や、ハイパーインフレ時の行動とも共通するという。

論点

  • トゥキディデスの『戦史』におけるアテナイの疫病の描写を、経済学的視点から分析している。
  • ハンス=ヘルマン・ホッペの理論に基づき、未来への不確実性が高まると「時間選好」が上昇し、貯蓄や長期的な投資が失われると説明する。
  • パンデミックやハイパーインフレのように未来が不透明な状況では、人々が現在消費に傾き、社会の「非文明化」が進むと結論づけている。

著者の立ち位置

ハンス=ヘルマン・ホッペの理論とオーストリア学派経済学の視点から、時間選好の低下が文明化をもたらすと主張する立場

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