元記事を読む → Econlib / EconLog (Liberty Fund)(英語)Liberty’s Crisis Crisis

自由の運動を揺るがす「危機」の危機

Liberty’s Crisis Crisis
Econlib / EconLog (Liberty Fund) ・ Bryan Caplan ・

AI要約 要約

著者は、相次ぐ危機に伴う政府権限の拡大が、リバタリアニズム(個人の自由と政府権限の制限を重視する思想)の運動内にも分裂を生んだと論じる。危機対応に追われ、自由な社会を積極的に説く本来の使命が薄れたと批判する。政府への対抗にとどまらず、住宅規制の撤廃など抜本的改革を訴えるべきだと主張する。

論点

  • 著者は、戦争、金融危機、コロナ禍などへの対応をめぐる運動内の対立は、急進派と穏健派の違いだけでは説明できないと指摘する。
  • 危機時に結束すれば政府権限の拡大を阻止できたかは不明としつつ、繰り返される分裂は失敗をほぼ確実にすると論じる。
  • ミルトン・フリードマンも多数の制度廃止を提唱したと紹介し、規制緩和、財政緊縮、民営化を積極的に擁護する議論への回帰を促す。

著者の立ち位置

政府の危機対応を過剰と批判し、危機への受動的な抵抗から抜本的な自由化改革の提唱へ重点を戻すべきだとするリバタリアンの立場。

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