違法薬物をめぐるWSJの混乱した論理
AI要約 要約
米紙ウォール・ストリート・ジャーナルの社説は、米国の薬物使用者にもメキシコの殺人や混乱への責任があると論じた。著者は、殺人の責任は実行犯にあるとしたうえで、薬物を違法化する米政府の責任も問う。禁酒法の経験を挙げ、軍事介入より薬物合法化が望ましいと主張し、同紙の殺人統計の示し方も批判する。
論点
- 著者は、薬物需要だけを責める社説は、禁止政策が犯罪組織を生むという「見えない」因果関係を見落としていると批判する。
- 米国の禁酒法期には殺人率が上昇し、廃止後に低下したと紹介する一方、禁酒法の寄与の大きさには議論があると認める。
- 社説が並べた2018年の年間殺人件数と2019年の一日平均を換算すると、後者は約9%少ないと著者は指摘する。
著者の立ち位置
政府の薬物禁止政策が暴力を生むと捉え、合法化を支持する古典的自由主義の立場。
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