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潜在能力アプローチとオーストリア学派

Enfoque de capacidades y Escuela Austriaca
Instituto Juan de Mariana ・ Vicente Moreno ・

AI要約 要約

アマルティア・センが提唱した「潜在能力アプローチ」は、福祉経済学において個人の効用ではなく能力の発達を重視し、自由と幸福の向上を目指すものである。しかし著者は、このアプローチが依拠する「積極的自由(何かを達成する手段を持つ自由)」の概念が、結果として国家の介入主義を正当化する危険性を孕んでいると批判する。さらに、能力と法的な自由を混同している点や、普遍的な目的を仮定する点においても、オーストリア学派の観点からは不十分であると論じている。

論点

  • 潜在能力アプローチは、所得ではなく個人の能力開発を通じて福祉と自由を測る枠組みである。
  • このアプローチの基礎にある「積極的自由」の概念は、政府による再分配やサービス提供といった介入主義へ繋がりやすい。
  • オーストリア学派の視点では、法的な権利としての「消極的自由」こそが文明と協力を可能にし、経済と能力の基盤となる。

著者の立ち位置

オーストリア学派の立場から、アマルティア・センの潜在能力アプローチの有効性と限界を批判的に検証する立場

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