元記事を読む → Property and Freedom Society(英語)Rothbard, The Rise of Statism (Review of Higgs, Crisis and Leviathan) (Liberty, Sep-Oct. 1987)ロスバード:国家主義の台頭(ロバート・ヒッグス著『危機とリヴァイアサン』書評)
Rothbard, The Rise of Statism (Review of Higgs, Crisis and Leviathan) (Liberty, Sep-Oct. 1987)
Property and Freedom Society ・ PFS ・
AI要約 要約
本書は、20世紀の米国で国家権力が肥大化した原因を、経済史の手法を用いて解き明かす名著である。著者のロバート・ヒッグスは、従来の経済決定論を脱却し、社会の支配的イデオロギーの変化こそが国家主義を生んだと論じている。さらに、多くの自由市場経済学者が看過してきた「戦争と軍国主義」こそが、国家の肥大化を加速させた決定的要因であると鋭く告発している。
論点
- ロバート・ヒッグスの著書『危機とリヴァイアサン』は、20世紀の米国の国家権力増大の謎に迫る重要な経済史の著作である。
- ヒッグスは、経済決定論を退け、イデオロギーの変化が国家主義の台頭をもたらしたと主張して歴史における思想の役割を証明した。
- 自由市場経済学者が触れがちな戦争のタブーを破り、第一次・第二次世界大戦や徴兵制こそが国家主義を決定づけたと指摘している。
著者の立ち位置
国家の権力拡大と戦争を批判し、イデオロギーと自由の重要性を強調するリバタリアンの立場
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