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『ブラジルに抗する憲法』:カンポスを読む新たな視点

“A Constituição contra o Brasil”: uma nova forma de ler Roberto Campos
Instituto Liberal ・ Lucas Berlanza ・

AI要約 要約

本稿は、ブラジルの自由主義者ロベルト・カンポス(Roberto Campos)による1988年憲法批判を集めた書籍の書評だ。同書は演説を含む65編を年代順に収め、編者による解説も付す。評者は、国家主導の経済運営や政治制度へのカンポスの批判を高く評価し、経済開放を求める訴えは今も有効だと論じる。

論点

  • 評者は、自伝『A Lanterna na Popa』を補い、憲法制定時から制定後にかけてカンポスの批判が展開する過程を追える点に本書の価値を見いだす。
  • カンポスは1988年憲法を国家の経済介入を強めるものと批判し、新憲法の制定より軍政期の憲法の修正を望んだ。評者はその批判に共感している。
  • 収録文は、大統領制や政党の乱立への批判に加え、税制簡素化への支持、市場の働きと個人の選択を重視するオーストリア学派への賛辞も含む。

著者の立ち位置

評者は、カンポスの市場重視と国家介入批判に共感し、ブラジルの経済開放を支持する自由主義の立場に立つ。

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