元記事を読む → Econlib / EconLog (Liberty Fund)(英語)James Kwak on Minimum Wage

最低賃金をめぐるジェームズ・クワックへの反論

James Kwak on Minimum Wage
Econlib / EconLog (Liberty Fund) ・ David Henderson ・

AI要約 要約

著者は、最低賃金引き上げへの批判を単純すぎるとするジェームズ・クワック(James Kwak)に反論する。雇用減と失業増は異なり、雇用が続く人も労働時間や賃金以外の給付の削減で利益が縮む可能性があると論じる。最低賃金批判側の誇張も認めつつ、クワックが保守派やリバタリアン以外の経済学者による同様の議論を省いたと批判する。

論点

  • 著者は、最低賃金上昇による労働需要量の減少を、需要曲線自体の移動と区別する。また、求職を諦めた人は米労働統計局の失業者に数えられないため、雇用減が必ず失業増になるわけではないと説明する。
  • 著者は、時給が上がっても労働時間や賃金以外の給付が減れば労働者の利益は小さくなると主張し、最低賃金が貧困を増やすという断定には詳細な分析が必要だと認める。
  • 著者は、他の条件を一定とする比較と絶対的な減少を区別すべきだと指摘し、サミュエルソンやミュルダールらも最低賃金の雇用への悪影響を論じた例を挙げる。

著者の立ち位置

最低賃金引き上げの雇用や待遇への悪影響を重視しつつ、反対論にも概念の厳密さと根拠を求める立場。

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