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国家の無責任な幻想:チリの教育ローン危機と負担の転嫁

Si le das más poder al poder
Fundación para el Progreso ・ Jorge Gomez ・

AI要約 要約

フレデリック・バスティアの言葉を借り、国家がコストを肩代わりできるという幻想がチリの大学教育ローン(CAE)や海外留学奨学金の巨額の滞納問題を引き起こしたと指摘する。政治家や債務者が「利益の私物化とコストの社会化」を図り、最終的に過酷な取り立てという国家の「取る手」に直面していると批判する。著者は、国家を万能の救済者とみなす甘い姿勢がこの矛盾を生んだと論じている。

論点

  • 大学教育ローン(CAE)のデフォルトと海外留学奨学金の未返還は、「コストを他人に払わせる」人間の利己心と国家の介入が生んだ結果である。
  • 左派勢力は選挙戦でローンの免除を掲げ、国家が魔法のように債務を消せるという幻想を広めて不始末を悪化させた。
  • 福祉国家の「与える手」を要求する者たちは、やがて容赦ない「取る手」(課税や強制徴収)に直面することになる。

著者の立ち位置

古典的自由主義の立場から、大きな政府が生み出すモラルハザードと国家権力の膨張を批判する立場

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