自由こそが自由な民の共通善である
AI要約 要約
近年の保守派やポストリベラルは、政府が家族の安定や社会の絆といった「共通善」を追求すべきだと主張し、伝統的な自由主義を批判している。しかし、アメリカ建国の父たちは憲法や独立宣言において、特定の生き方を政府が強制するのではなく、個人の自由や幸福追求の条件を守ることを目的とした。著者によれば、アメリカの共通善を真に損なったのは自由市場やレーガニズムではなく、専門官僚制による積極的介入を生み出した進歩主義時代である。
論点
- 建国の父たちは、政府の主要な目的を個人の自由と幸福追求の保障に置いた
- ジェームズ・マディソンは、多様な利益の対立を調整する代議制こそが自由な社会に不可欠だと考えた
- アメリカの政治的変質をもたらしたのは、憲法秩序を軽視して特定の社会的成果を目指す行政国家を築いた進歩主義である
著者の立ち位置
古典的自由主義の立場から、アメリカの建国理念における自由と共通善の関係性を擁護し、進歩主義による行政国家の拡大を批判する立場。
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