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奪われた主権:国家の権力と個人の権利

Soberania sequestrada
Instituto Liberal ・ Lexum ・

AI要約 要約

アメリカがブラジルの犯罪組織をテロ組織指定したことに対し、国家主権の侵害だとする反発が起きたが、これは誤った主権観に基づいている。主権には、国家を絶対視するウェストファリア体制的な見方と、個人の権利を国家に先立つものとするフィラデルフィア的な見方の二つがある。ブラジル憲法が採用したのは後者であり、真の主権は抽象的な国家ではなく個々の市民にあるはずだ。

論点

  • 米国の組織指定に対するブラジル国内の主権侵害という批判は、国家主権の誤った捉え方に基づいている。
  • 主権の概念には、1648年のウェストファリア条約に由来する国家絶対の伝統と、1787年のフィラデルフィアに由来する個人を源泉とする伝統がある。
  • ブラジル憲法は個人の権利を先立つものとする後者を採用しており、真の主権は国家ではなく市民にある。

著者の立ち位置

個人の権利を国家権力に優先させる古典的自由主義の立場から、国家主権のあり方を問い直している。

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